肛門周囲膿瘍→痔ろう歴10年になったわたし。


もうずっとこのままなんだろうな・・・
という気持ちの片隅に、

でもいつか手術しないといけないんじゃないかな・・・
という気持ちも消えませんでした。
10年たっても消えない不安
というのも、
やはり時々気になってはインターネットで痔ろうの情報を見たりしていると、
痔ろうは手術をしないと治らない
と、どこを見ても書いてあったからです。

やっぱそうだよね〜
という気持ちと、

でも先生は手術しないで様子見るって言ってるし!
という気持ちが戦っていました。
悶々と痔ろうの手術の情報をネットで見ては
「痛そう〜😂」
「こんな手術ムリ〜😭」
と怯える日々・・・
きっかけは夫の「血栓性外痔核」
そんな日々に大変化が起こったのは、
最初に肛門周囲膿瘍の症状が出てから約10年が過ぎた初夏の頃。
その数年前に痔ろう持ちのわたしも無事に結婚できたのですが、
ある日、夫が

お尻が死ぬほど痛い・・・
と言い出したのです。
急いで近くの病院へ連れて行きました。(私が通っていた肛門科医院とは別の病院でした。)
夫の診察を待合室で待っている間、
いぼ痔と痔ろう両方を経験した上で『痔ろうはキングオブ痔』だと結論付けていたわたしは

どうか痔ろうではありませんように・・!!
と祈っていました。
その祈りが痔の神様(いるの?)に届いたのか、夫のお尻の激痛の原因は
『血栓性外痔核』
というものでした。
幸い、切開して血の塊を抜いてもらい、数回通院して治りました。
(数年たった今も痛みは全然ないそうです。)
夫の幸せそうなお尻がうらやましかった…
夫の件はよかったよかったと胸を撫で下ろしました。
そして
あんなに痛がっていた夫が数回の通院で完治し

もう全然痛くない!お尻快適!幸せ!
となっているのを見て、

やっぱり自分のお尻も別の病院で診てもらっておこう!
10年たって医療技術も進歩しているだろうし!
と決意したのでした。
ひさしぶりの新しい病院・・・やっぱり気が重い・・・
また新たな他人にこのお尻を見られてしまうのか・・・
しかしそうも言ってられない!
幸せなお尻になるためだ!
それに、
前の病院の先生と同じで、このまま様子をみましょうって言われる可能性もあるよね?
それなら一生このままだという覚悟もできるし!
と自分に言い聞かせながら、新しい病院の扉を開けたのです・・・!
つづく
↓ちなみに職場ではこのヨックションをふつうのクッションカバーに入れてこっそり使ってました。
たぶん円座だとバレてないはず・・・座らなければバレない!
手術直後の仕事中はこれがあるとないのとでは座れる時間が全然違いました。助かりました。
コメント