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[いぼ痔編③]いぼ痔の手術とおもらし

長かったプックリ人生に幕を下ろそうと肛門科を受診したわたしは、人生初の手術をすることになりました。

前回のお話
[いぼ痔編②]初任給で痔の手術
中2の冬に初めて痔になってから数年…大人になって就職し、初めて自分の「本人」の保険証を手にしたわたしは、人生初の肛門科を受診することを決意したのでした。

さようなら、プックリさん。

さあいよいよ!長年いろんな場面でわたしを苦しめてきたプックリさん(いぼ痔)に別れを告げる時がやって来ました。

手術のため、2日くらい入院しました。

土日休みの仕事ではなかったので、シフトをうまく調整すれば平日に2日間休みを取ることはふつうにできました。

そこはよかった・・・(有休取らないといけない時は理由を聞かれるから・・)

 

手術自体はそこまで長くなかったと思います。

それより印象に残っているのは、手術直後の出来事です・・・

悲劇は術後に起こった・・・

術後、麻酔が切れるまで何時間かストレッチャーみたいな簡易的なベッドで安静にしとかないといけなかったのですが、

動けるまであと数十分!

というところで、ものすごくおしっこがしたくなりました。

 

確か手術前にきちんと済ましたはずでしたが、もうどうにもこうにも我慢できなくなったのです・・・

ナースコールを押してトイレに行きたいと伝えたところ、

「まだ動いたらだめなんで我慢できますか?」

と言われて絶望・・・😱

 

しかし、

「どうしても我慢できないなら尿瓶にしますか?」

と言われ、ちょっと迷ったけどこの歳でおもらしするよりはいいだろうと思い、尿瓶に用を足す決意をしました。

 

私はいぼ痔持ちである以外、とくに体に悪いところもなく、入院や骨折すらしたことがなかったので、
もちろん人生初の尿瓶使用でした。

 

だから、

じろてぃ
じろてぃ

女だからおちんちんないのに、こんな瓶にちゃんとおしっこをもらさずに入れられるのかしら?

と思いながらも、

じろてぃ
じろてぃ

尿瓶というくらいだからちゃんと入るような作りになってるんだろうね。
すごいよね、尿瓶。

と勝手に尿瓶の能力を過信していました。

 

看護婦さんに下着などを脱がしてもらい、尿瓶をセットされます。

セットされると、やっぱり

じろてぃ
じろてぃ

ほんとにこんな状態でおしっこはこの瓶に入るの!?

という疑惑が大きくなっていましたが、もうがまんできないし、やるしかありません!

 

しかも、

麻酔が効いているせいか、すごくおしっこしたいのに、なかなかスッと出て来てくれません。

だんだんじわじわと出始め、出始めるとどんどん出て来ました。

手術前の水分は控えめに。

・・・じんわりあたたかくなる腰回り。

おしっこ、めっちゃもれてました。

結局おもらし状態。こんな大人になっておもらしするとは思わなかった・・・

 

敷いてあったシーツとかもびしょぬれ。マンガとかでよく見るおねしょみたいなかんじのシーツ・・・

もちろんお尻に当ててあったガーゼもびしょぬれになり、交換してもらいました。

ガーゼがおしっこで重た〜くなってました・・・

 

おもらししてごめんなさい。

女性って寝たまま尿瓶に用をたすの超むずかしいね!!(私だけ??)

 

手術の前の水分は控えめに、そしてしっかりおしっこを出しておくことをオススメします。

じゃないと、いい歳しておもらしするかもしれません。

プックリさんとはお別れしたけど・・・

そんなどうでもいい記憶と、入院中のごはんはまぁまぁ美味しかったという記憶と、
自分の病室の目の前がちょうど喫煙室(今じゃ考えられない?)だったので、
ヒマだったのもあってしょっちゅう喫煙室に行ってタバコを吸っていたという記憶くらいしか残っていません。

 

手術当日の夜、麻酔が切れた時はじんじんして痛くて怖かったけど、なんとか寝ました。

術後最初の排便がものすごく怖かったけど、意外とそこまで痛くなかったような気がします。

そんなこんなで、無事にプックリさんとお別れしました

 

その後の日々は快適排便生活✨

 

・・・と言いたいところですが。

プックリがプリっと出てくることはなくなったけど、調子が悪い時は、
なんだかお尻の穴のフチ(?なんといっていいのかよくわからないけど…)全体がうっすら腫れているようなまだ奥の方に何かいるのでは?という疑惑を感じさせるような、そんなびみょうなかんじになりました。

どんなに手術しても、まったく生まれたての赤ちゃんのようなお尻の穴にはもう戻れないってことですね・・・

術後のお尻の穴のイメージ

でもまぁ、大きなプックリがなくなり、

  • プックリがこんにちはしている最中の不快感
  • いつプックリが出て来るかわからない不安感

これらがなくなっただけでも生活はずいぶん改善されたように記憶しています。

人はツラいことを忘れるようにできている

これからは便秘もしないように健康的な食生活と適度な運動もして・・・と気持ちを新たにしたのです

・・・が、しかし!

熱さも喉もと過ぎればなんとやらとはよく言いますが・・・

手術を受けた数年後、わたしはまたもお尻を大切にしなくなってしまったのです😩

 

あの頃の、いぼ痔の手術を乗り越えて気持ちが大きくなってしまっていた自分に言いたい。

じろてぃ
じろてぃ

いぼ痔ももちろんつらいけど、痔ろうに比べたらまだまだ初級編に過ぎないぞ。
プックリさんの不快感なんてかわいいもんよ…ふっ…

と・・・。

 

コメント

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