無事に1時間20分の痔ろう根治手術がおわりました。
待合室とか、事務椅子とか色々と想像とちがうところはあったけれど、
まぁ、そんな、問題はない・・・です。
16:00 先生による手術の説明
大人しく休んでいると、看護師さんから薬の説明と今日から始まる恐怖のガーゼ交換の説明をされました。
その後、院長先生がやってきて、今日の手術の説明と術後の過ごし方などを話されました。
そういえば・・・。
その説明の前に、先に目を通しておいてと『手術を受けられた方へ』という紙を渡されました。
それには手術日と患者名が書いてあったのですが、その名前がまったく別人の名前だったのです・・・
私の前に手術した人の名前だったのかもしれません。どんな名前だったかはもう覚えていませんが、せっかくプライバシーに気をつかってたのに台無しですね・・・。
指摘すると、「あ、すみません」というあっさりした申し訳なさ感も特にない感じで紙を回収していき、修正テープを貼った上から私の名前が書き直されていました。
ちゃんとしてー。
無愛想院長は字が汚いだけでなく、しゃべり方もボソボソで聞き取りづらいです。
面倒臭そうに話しているようにも聞こえます・・・
まず手術の説明ですが、イラストみたいのに何やらボールペンで書き込みながら説明してくれたのですが、どんな説明だったかよく覚えていません。
イラストを見ても思い出せない・・・
早口でぼそぼそ聞き取りづらいし、説明多いし、全部覚えるとか無理だと思うので、
レコーダーでも持っていってこっそり録音でもしとけばよかった。
ここを切り取って、縫ってます みたいなかんじだったかな・・・
術後の過ごし方の説明
あとは術後の過ごし方ですが、安静にするようにとのこと。
- 今日はまっすぐ帰宅してください。(到底出かける気分ではありませんので大丈夫です。)
- 今日は21:00には眠剤を飲んで寝るように。
- 手術翌日からは短時間の外出は可能だが、仕事や家事は無理せず少しずつ始めるように。
- 術後2〜4週間は飲酒・長距離の運転・自転車・スポーツ・長時間の外出・旅行は控えるように。
- 手術当日の夜はおかゆ・うどんなどの軽食で。翌日からは普通に食べて大丈夫(ほんとに?不安・・)
- 2週間は刺激物・アルコールは控えるように。
- 手術翌日からシャワーOK。
- 湯船に浸かるのは許可が出てから。それまで禁止。(いろんなブログでは結構すぐにみなさん湯船でお尻を温めて痛みが和らいだとか書いてあったから「あれ?」と思いました。わたしがひどかったからかな?)
- 手術当日は無理に出さないように。(むりむり💦 出しません!)
- はっきりした便意があるまで休む。
- 違和感や残便感がある時も強くいきまないように。
- 排便後はウォシュレットをして、こすらないよう押し拭きで。多少しみるが(多少どころではなかったが)汚れを落とすことが痛みの軽減につながります。(これはほんと。)
- 手術後翌々日まで排便がなかったら下剤を飲むように。
- 傷の消毒は必要ありません。(病院でするってことかな)
- 少量の出血・分泌液は4〜6週間ほど続くが心配ありません。だんだん減っていきます。
- ガーゼに少量の血がつく程度は問題ない。走り出るような出血や、下着までびっしょり漏れているときは、厚めのガーゼを肛門内に入れる(!無理でしょ😱)ようにして、10分程度強く押さえて様子を見ましょう。それでも出血が止まらない時は連絡してください。(こわい・・)
ざっとこんなかんじでした。
明日も来ないといけないなら入院じゃダメなの…?
とりあえず、明日も通院です。
明日も来ないといけないなら入院したほうがいいんじゃないの?と思うんですが・・・。
でも多分、病院側は「入院したらお金がかかるから日帰りの方がいいでしょ?」的な気遣いで日帰りにしてくれてるってことかな?
でも、医療保険に入っているから入院でもいいし、むしろ入院の方がたくさん医療費おりるんだけど・・・
いやでも、この病院暗いしこわいしたぶん虫🐜とかいろいろ👻出そうだからやっぱりイヤかも・・・
でも翌日も来ないといけないというのは圧倒的面倒臭さの極み!
職場からは近いけど、家からはぼちぼちの距離があるんです・・・
嫌でも行かないといかないから行くんですけどねー。
17:00 お迎え・帰宅 麻酔切れてきた…
そんなこんなで、
17:00になり夫が車で迎えに来てくれました。神。ありがとう。
そして乗り込んだあたりから、お尻がじんじんしてきました・・・
麻酔切れるの早くない??こんなもん??痛い・・・
車の中では横になって窓から流れる空を見ながらただただ痛みに耐えていました・・・。
今日はご飯を作るなんて無理なので、途中コンビニで夫の夕食を買って帰宅。
そういえば、看護師さんの説明の時、パンをもらいました。
病院の近所のパン屋の素朴な丸い小さめのパンが3つ。
「今食べます?おいしいですよ」 と聞かれましたが、まあまあお腹は空いていたんですが便意が来たら怖かったので断りました。
のちにわかったんですが、これ、診療費の中に『入院時食事療養 1食』として500円くらい取られていました。
ふつうのパンですけど? そんなパターンもありなんだ・・・?
ちなみに、この日の診療明細には『入院診療費明細書』と書かれていて「入院?してないけど?嘘の明細を作っているのか!?」とまた病院を疑ってしまいましたが、どうやら『日帰り入院』というものがあるんですね。
日付は『当日〜当日』 になっていたので多分そうでしょう。
ただ、わたしが入っていた医療保険は『○日以上の入院をしたら入院費が1日○○円出る』 みたいなやつで、日帰り入院には対応していませんでした。残念。
手術同意書の件とか、麻酔の件とか、パンの件とか、いろいろありすぎて「この病院は大丈夫か!?」とつい思ってしまう自分がいます・・・。
この病院(というか特に院長)は説明が少なすぎるんですよね・・・。
事前に聞いた時4万円くらい持って来ておいたら大丈夫と言われていたので、案外安くすんだなと思いました。▼処方された薬 いつもは外の調剤薬局に薬を取りに行かないといけないのですが、今日はさすがに院内処方でした。
・トランサミン(止血剤)毎食後2カプセル
・フロモックス(抗生剤・化膿止め)毎食後1錠
・ロキソニン(痛み止め)毎食後1錠、痛い時
・ムコスタ(胃薬)毎食後1錠
・酸化マグネシウム(便を柔らかくする)毎食後1包(便の状態に合わせて調節)
・ラキソベロン(下剤)便秘の時
・ベンザリン(眠剤)当日の夜用
・ゲンタシン軟膏0.1%(細菌の感染を抑える。ガーゼに塗る)*ガーゼ代は自費負担で1,500円ほど。
帰宅後、術後初のトイレへ…
帰宅後、おしっこがしたくなり、術後初のトイレへ。
いぼ痔の時みたいに なかなか出て来ないなんてこともなく、ちゃんとすぐに出ました。
麻酔もすぐ切れたし、最低限の麻酔しかしてないんでしょうね。
リスクも少なそうでありがたい。
しかし、看護師さんの説明ではおしっこだけならガーゼははがさずに前かがみ気味にするといいと言われていたのでその通りにしたけど、
ガーゼがっつりぬれました・・・
おい・・・頼むよ・・・
しかたなく、おそるおそるガーゼを交換しました。この時はまだ術後につけてもらった大人用の紙おむつを装着していました。
帰ったらとっていいと言われていましたが、寝ているときに出血がひどくなるのが怖かったので次の日の診察までつけていきました。
18:30 術後初の食事、ロキソニンを飲む
18:30頃、もらったパンを1つ食べ、薬を飲みました。
ロキソニン(痛み止め)も迷わず飲みました。
6時間はあけて飲むよう言われていましたので、6時間後もきっと飲むだろうと思いながら・・・
すでにもうけっこうな痛みになっていましたから・・・(6時間後はどんだけ痛いんだろう・・と不安でした。)
1時間くらいすると少しだけ薬が効いてきたので、2時間ほどベッドで眠りました。
21:00頃一度目が覚め、テレビを少し観ることもできました。
まだ全然痛いけど、少しはロキソニンが効いているかもと思いました。
0:30 2度目の痛み止めと眠剤服用、就寝
前回のロキソニンから6時間後の0:30まで起きておき、ロキソニンとムコスタと眠剤のベンザリンを飲みました。
寝る前におしっこをしてついでにガーゼも替えておこうとトイレに行くと、ガーゼには結構な出血。
ガーゼを外した時に、床に2滴したたり落ちました。
そりゃそうだよね、がっつり切られてるんだもんね・・・
不安になりながらも、1:00に就寝。
痛さや不安でマイナス思考になりがちですが、こんな経験は人生の中でそうそう経験するものではないし、完治するための手術を受けたんだから、日々良くなっていくはずだ!となるべくポジティブにいようと思っていました。
そんなかんじでなんとか怒涛の手術当日がおわりました・・・
長かった・・・
コメント
こんばんは、楽しく拝見させて頂きました!私も少し前に痔ろうが自壊して経過観察中になります。ご質問なのですが、傷画像ですと傷がそのまま写ってるので切開開放術かと思ったのですが、このページの手術説明画像では縫合もあったので、切開開放3箇所・くり抜き1箇所って感じだったのでしょうか?また、画像では肛門腺と2次口の切開部分が真横に位置して、そこの筋繊維も多少切断されていると思いますが、完治してある程度経過した現在では肛門機能に全く異常ありませんか?浅い痔ろうでも3~5日は入院が普通な印象でしたが、複雑で複数個所も切開したまま自宅で過ごすのは凄いですね、自分は5日と言わず出血が止まるまで病院でお世話になりたいと思ってます。。
返信が遅くなりすみません!