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病院選び・痔ろうの種類の説明。手術前に不安は解消しておくべき!

前回初めて行った病院で、いきなり「すぐにでも手術したほうがいい」と言われてから約1ヶ月。

前回の日記
痔ろう完治を目指して、新しい病院へ![初診]
夫が『血栓性外痔核』になったことをきっかけに、今までとは違う病院に行って診察を受けてみる覚悟を決めたわたし。 愛想のないおじさん先生にたんたんと告げられた衝撃の診察結果は・・・!?

予約した手術の日まではまだ1ヶ月以上あるので、色々と考えたりネットで調べたりした結果、

じろてぃ
じろてぃ

不安があるなら直接病院に聞いて解消するしかない!

という結論に至り、再び病院へ。

女性の先生に色々聞いてみることに。

今回は、あえて院長ではない先生の診察を予約をしました。

ちがう先生の意見も聞いておきたかったからです。

 

その先生は、若い女性の先生でした。

今回もレディースデーで待合室はいっぱい!ソファが足りずに座れない人もいるくらいでした。

女性の先生も人気のようです。

 

待つこと数十分、ようやく診察です。

まず、診察をしてもらい、それから問診です。

 

まず、
この状態の複雑痔ろうで、本当に日帰り手術は可能なのか?
ということを聞きました。

前の病院でのこれまでのいきさつや、ネットでいろんなブログを読んで複雑痔ろうは入院して手術している人が多いと知ったことなども話しました。

こないだの院長先生、すごい先生だった…!

女性の先生は、丁寧に質問に答えてくださいました。

女性の先生
女性の先生

ここの院長先生は手術の技術が高く他の病院や専門医が難しい手術でも出来る先生なので、日帰り手術でも大丈夫です。安心して下さい。

とのことでした。

 

あとでこの病院のホームページを確認すると、院長先生は

  • 日本大腸肛門病学会専門医・指導医
  • 日本臨床肛門病学会認定技能認定医
  • 日本医師会認定難病指定医

とのこと!なんだかすごい!

大腸肛門病の専門医として30年以上のキャリアがあり、
これまで従事した肛門手術の件数は2万件以上とのこと。

病院は『日本大腸肛門病学会認定施設』でした。

 

ちなみに、いぼ痔からお世話になっていた病院のことも調べてみると、
『肛門科・胃腸科』ではあるものの、『日本大腸肛門病学会』などの記載はありません。

院長の経歴も『○○大学病院で外科医として従事、その後○○病院で大腸肛門の診療に携わり…』としか書いてありませんでした。

こういうところもちゃんと調べてから受診するべきだったんでしょうね…。

 

じろてぃ
じろてぃ

肛門周囲膿瘍になった時からこの病院を受診していたら、もっと早くラクに完治していたのかも…

と思わずにはいられません・・・

 

でも

じろてぃ
じろてぃ

「会社から近い」という理由で受診したのに、
たまたま院長が凄腕の専門医だったなんてラッキーなほうじゃないか!

と思うことにしました。

 

痔で受診する病院をどこにするか迷っている人は、

医師が『日本大腸肛門病学会専門医』なのかどうか

を調べたほうがいいかもしれませんね。

痔ろうについても詳しく説明してもらえた

それから女性の先生は、前回はもらわなかった『病態説明』という紙を取り出し、
イラストなどを交じえてわかりやすく説明してくださいました。

 

私の痔ろうは『複雑痔ろう』ではあるけど、
『低位筋間痔ろう』というものだそう。

病名に『複雑』って付いていると、なんとなくひどい(患部が奥深くの方にある)んじゃないのか?と思ってしまっていました。

しかし、

  • 瘻管(痔ろうのトンネル)が1本だと『単純痔ろう
  • 瘻管が複数本に枝分かれしていると『複雑痔ろう

というらしく、『複雑=患部が深い』というわけではないことを知りました。

 

『低位筋間』というのは患部の場所が肛門側(皮膚側?)に近い(浅い)ので、
複雑ではあるけどここの先生の腕なら日帰りで大丈夫とのことでした。

 

じろてぃ
じろてぃ

よかったぁ〜✨

 

何日も入院が必要なのは、

  • 患部が奥の方にある高位筋間痔ろう
  • 奥の方にある上に複雑化している坐骨直腸窩痔ろう』『骨盤直腸窩痔ろう

などが多いそうです。

 

ただ、
わたしの場合は長年放置していたせいで残念ながら瘻管が3つに枝分かれしているらしく、
単純痔ろうの人よりも手術が複雑になり、切る箇所が多いので痛みも大きいだろうとのことでした。

 

『痔ろうを長年放置すると瘻管が増えて(枝分かれして)複雑化して手術が困難になる』
という知識はネットで得ていたので、ある程度それは覚悟していました。

 

ちなみに女性の先生は、

女性の先生
女性の先生

色々とネットで調べたりするといろんな情報があって考えすぎるだろうけど、そういうのはあんまり真に受けすぎないほうがいいですよ。

ということも言っていました。

 

確かに、ネット上にはいろんな情報があるけど、出どころや真偽がわからないものも多いですよね。

もし痔ろうで病院に行くかどうか迷っている人がいたら、ここや他のブログだけで判断せず、
すぐにでも病院に行くことを強くおすすめします

 

私も10年放置せずもっと早く別の病院を受診していたら、瘻管が複雑にならずに済んだかもしれない・・・

もっと早く、手術も簡単で痛みも少なく完治できたかもしれない・・・

 

放置すると癌化することもあるらしいし、

痔ろうを放置するのは絶対におすすめしません!!

私は大後悔です!!

前の病院の先生へ疑惑の念がむくむくと…

そうなると、前の病院の先生に対して

じろてぃ
じろてぃ

低位筋間だったのならなぜすぐに手術をしなかったの!?
誤診!?
それとも手術の腕に自信がなかった!?
そうだったらなぜ正直にそう言ってくれなかったの!?
他の病院や大きい病院を紹介することもできたでしょ!?

という怒りがこみ上げてきました。

 

しかし過ぎたことをああだこうだ言ってもどうにもなりません。

当時のわたしには名医かどうかを判断する知識がなかったのです。

 

今回の先生がたまたま凄腕専門医だったから手術できるのかもしれない…

だけど、真偽はわかりません。

 

なので、

じろてぃ
じろてぃ

もう二度と最初の病院には行かない

と決めることしかできません。

 

そしてむしろ、

じろてぃ
じろてぃ

専門医じゃないし自信もないのに無理矢理下手な手術をされて再発を繰り返したり難治創化したり…
みたいなことにならなかっただけでもラッキーじゃないか!

と思うことにしました。

院長先生は名医だけど字が超汚い

ちなみに、
前回の診察の時に手術の同意書をもらったんですが、
書いてある手術名の文字が汚くて何て書いてあるのか読めなかった
ので、それも綺麗な字で書き直してもらいました。
(夫に指摘され、ちゃんと書いてもらってきた方がいいと言われました…)

(『痔瘻根治術』と書いてありました。)

 

優しそうだけどしっかりした感じの先生で、すごく話しやすかったです。

この先生のおかげで不安が取り除かれ、

じろてぃ
じろてぃ

よし!手術を受けるぞ!

と完全に覚悟できたので、再来して本当によかったです。

前回みたいなもやもやした気持ちはなくなり、すがすがしい気持ちで病院をあとにしました。

 

そして、帰ってからすぐ手術同意書にサインをしたのでした。

 

*この日の診察料・・・1,040円(3割負担)
(再診料73点・投薬70点・検査204点・合計347点)
*この日の薬代・・・800円
▼処方された薬
・フロモックス錠100mg(細菌の感染を抑える)
・ムコスタ錠100ng(胃粘膜を保護・修復する)

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